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2011-11-07

Blogの引越し

この度、BlogをWordPressに引っ越すことにしました。
新しいURLは
http://kosuge-arch.jp/blog/

です。

今後とも、小菅建築研究所の最新情報をお届けしていきます。

2011-10-25

VEとCD

しばらくブログの間が開いてしまいました。
立川の家は、耐震等級2、省エネ等級4の設定で床面積は40坪(インナーガレージもあるので実質は45坪程度)というなかなかのスペックの一方、予算的な条件はなかなか厳しく、コスト調整が一筋縄ではいきませんでしたが、いろいろな工夫や調整を行なって、来月の着工に向けて着々と準備が進んでいます。

お施主さんのご要望の骨格を保ちつつ、工務店さんからのいろいろな提案を受けながら、 無駄な部分をそぎ落とし、逆にクオリティを上げなければいけないところは上げる・・・といった作業を繰り返していきます。このあたりが、設計者としては一番精神的負荷が大きく、お施主さんにとっても工務店さんにとってもストレスが大きい局面ではありますが、ここで如何に最良のバランスを見つけ出すかで、出来上がるものが大きく違ってきます。
でも全てのものには条件や制約というものがあるわけですから、「産みの苦しみを経て喜びを経験する」というのが「ものづくり」の醍醐味なのでしょう。

コストの調整には、2つの考え方があります。
一つはVE(Value Engineering)。もうひとつはCD(Cost Down)です。
CDは実際にクオリティを落とすことによって価格を落としますが、VEの方はクオリティを保ち(場合によってはクオリティを上げながら)価格を下げるという概念です。
すごく、大きな違いがありますね。
安易に取り組んでしまえば、常に流れはCDの方向に向かいます。
そこを「VE」にするのが、お施主さんにエージェントとして雇われている、ぼくたち建築家の仕事・・・ということになりますね。とにかく、カスタマーサティスファクションが高い家づくりをめざして、がんばっています。

早く現場が始まって、出来上がっていくのが楽しみです。

2011-09-09

構造の骨組み

現在進行中の-「立川の家」は概算と構造の検討に入りました。建物の骨組みを計画する「伏図」という図を構造屋さんに書いてもらい、こんなふうに3Dで出力してくれるところもあります。

うちの事務所の場合、3Dのソフトにこのデータを移して不整合などがないかをチェックし、内外観のパースとして肉付けしていきます。


2011-08-26

ファサードスタディ

立川の家は、外観とプランの調整を重ね、だんだんと内容が固まってきました。
今日は概算用の資料作り。
設備機器の配管ルートや配置など、きれいな空間を作るために配慮しておくべきことをこの時点から入れ込んでおきます。

2011-08-15

立川の家

今年はお盆も特に休まず、小菅建築研究所は稼働中です。
先週末は模型作り。現在進行中の「立川の家」の模型を作りました。



クライアントも、今年はお盆休み無くお仕事らしく・・・。今から会社帰りの打ち合わせに向かいます。
日本人って、よく働く民族ですよね・・・。


2011-07-12

体脂肪率…

今日はちょっと疲れが貯まってしまったので、業務はお休み。
夕方フィットネスに行って測定したら、なんと体脂肪率9.7%…。
がんばって運動しているわけでもないのに、アスリート的な領域に入ってしまいました。
いったい何が原因なのか…。

とりあえず、メタボでないことだけは確かです。。
明日からまた仕事がんばります。。。

耐震診断

今日は耐震診断の講習会を受けに、代々木まで出かけてきました。

周知のとおり、今や日本には膨大な数の木造住宅のストックがあり、多くが現行の耐震基準を満たしていません。震災以来、耐震診断や補強の分野にけっこう関心が湧いてきて、いろいろと勉強し、その流れで講習会にも顔を出してきました。

耐震診断や建物調査という分野では、これまできちんとした検査法や評価法が確立されていない混乱状態が続いてきて、ようやく明確な流れができてきているところです。

建設の市場の中で重みを増してきているリフォームの分野でも、まずはこの耐震診断と補強という部分を押さえなければ、正直やる意味が無いですよね・・・。

新築住宅で既に義務づけされている瑕疵担保責任保険も、リフォーム物件や中古売買物件にも既に保険商品が出来上がっており、間近な将来にはこちらも義務付け・・・となる流れのようです。耐震分野での診断に関する知見や補強に関する知見が無ければ、これらのマーケットからは「退場」という日も近づいているような感じがしますね。何よりも、新築・リフォームを問わず、クライアントにとって、安心して自分の住まいや資産を任せられる相手の一つの条件になってくるのでは・・・と個人的には思っています。